垂直散布界の考察

主砲、副砲の水平散布界はゲーム中の下記の値によって定義される。極至近距離については後述。

“idealRadius”:

“idealDistance”:

“minRadius”:


式は、xをメートルとして

水平散布界(x) = ( idealRadius - minRadius ) / idealDistance * x + 30 * minRadius

となる。

また、極至近距離になるとx=0で散布界は0に収束すると言われているが、その区切りが"taperDist"である。


ここから垂直散布界を調べるにあたって、関連する値を探していく。

過去の開発者質問から「日本戦艦のみ垂直散布界が悪い」という回答がある。

そこから他艦と日本戦艦を比較し、関連すると思われる(日本戦艦のみ大きい数字が使われている)値が以下のものである。

“radiusOnMax”: 日戦 0.8、日戦以外の主砲 0.6、副砲 1.0

“radiusOnDelim”: 日戦 0.6、日戦以外の主砲 0.5、副砲 0.8

"radiusOnZero": 全ての主砲 0.2、副砲 0.1

“delim”: 主砲は全ての艦艇で0.5、副砲は0.6


推測であるがこれらは楕円率、つまりradiusOnMaxは通常の水平散布界の式に対する係数、radiusOnZeroは文字通り距離0での係数だと思われる。

問題はradiusOnDelimで、delimという値はすべての主砲で0.5に設定されている。

何のdelimiterなのかは未だ不明なものの、可能性が高いのは射程であろう。

最大射程の50%で垂直散布界が変わるのか、あるいはゲーム独自の30m単位で15mを表しているのか、はたまた全く別のパラメータなのか。暇な人がいたらぜひ検証してほしい。