航空発見距離と視認限界距離

お船や艦載機にはそれぞれ航空発見距離と視認限界距離が設定されている。

戦艦や空母(ミッドウェイ等で顕著)に乗っている時、自分の航空発見12~13kmに敵艦載機がいるのに見つからない、といった経験をすることは多いと思う。
これは艦載機の視認限界距離が11km(弾着観測機のみ15km)であるために起きている。
観測機がいない状況であれば、敵艦載機が自艦から11km以内に入らない限り、どれだけ発砲・炎上しても航空発見されることはない。
駆逐艦では26km先で発砲中の大和をスポットできないのと同じ仕組みである。

コンカラーやミッドウェイのような著しく航空隠蔽の悪い船であっても、艦載機視界の11km制限によって比較的フェアな被スポットが実現されているのだ。