爆風耐性について(舵、エンジン、砲とかの壊れやすさ)

HE弾や魚雷には爆風が設定されている。

爆風は装甲を無視し、直接ダメージを与える。

爆風には特に
  1. 爆風効力 "splashArmorCoeff" (基本的に負の値、魚雷の爆風のみ正値)
  2. 爆風ダメージ "damage"
  3. 爆風半径 "splashCubeSize" (cube...?)
があり、大きい数字ほど良い。
  1. モジュールにダメージを与えられるかを決定するのが 爆風効力 (=貫通力)
  2. どれだけのダメージを与えられるか(=舵やエンジンなどのモジュールがどれだけ停止)しやすいか)を決定するのが 爆風効力ダメージ
  3. どれだけの半径に影響を及ぼすかが 爆風半径 (ゲーム内の特殊単位で設定される。数値*30することでメートルになる)
となる。

また、モジュール(船体、主砲、エンジン等)には爆風耐性値 "armorCoeff" がある。これは0に近いほどよい。(0より小さい値は設定されていない)


以下詳細

1. モジュールにダメージを与えられるかについて

爆風効力爆風耐性値を足して0より大きければ、爆風半径内にあるモジュールがダメージを受ける
 例:「爆風耐性値 0.2のエンジン」が「爆風効力 -0.1999のHE弾」の爆風半径内に存在した場合、足して0を超えるので、エンジンはダメージを受ける。このダメージの大きさによって機能停止が確率で発生する。

HE弾の爆風効力は口径に依存し、大口径ほど0に近く、小口径ほど負の値が大きくなる。0になることはない。
つまり、爆風耐性値 0のモジュールはHE弾の爆風に対して完全な耐性を持つ。(負の値+0が0を超えないのは明白)

魚雷の爆風効力は0より大きい正の値で、爆風耐性値0のものにもダメージを与える。

巡洋艦等の爆風耐性表


2. どれだけのダメージが与えられるか

魚雷のページでも書いたが、精密な計算はできない。
しかし、おおよそ爆風効力が関係していることはわかっている。"爆風効力+爆風耐性値"が大きくなるほど受けるダメージも増加する。ソ連駆逐の主砲が止まりやすいのはこのため(他の駆逐より主砲の爆風耐性が低い)


3. 爆風半径

HE弾の爆風は魚雷と比べると貫通力で劣るが、威力と爆風半径で勝る。
至近弾での爆沈はこれが原因。